馬
嶋田は馬が大好き。このコーナーでは過去の名馬を紹介します。
とは言ってもディープインパクトとかオグリキャップのような馬を紹介するのでは嶋田らしくありません。
もっと古い馬や、あまり日の当たらないアングロアラブや障害馬、活躍できなかったけどすごい馬、
すでに「迷馬」の域に達した馬、外国の名馬などを紹介したいと思います。
日本の競馬は大きく分けると中央競馬と地方競馬に別れます。中央競馬は農林水産省の天下り先・・もとい、外郭団体である日本中央競馬会が主催し、東京（府中市）、中山（船橋市）、京都、阪神（宝塚市）、中京（豊明市）、小倉、新潟、福島、札幌、函館の１０競馬場で開催されます。
一方地方競馬は都道府県や地方公共団体等が運営する競馬で、門別（北海道日高町）、札幌（中央競馬の札幌競馬場で開催）、盛岡、水沢（岩手県奥州市）、浦和、船橋（中山競馬場とは別）、大井（品川区）、川崎、金沢、笠松（岐阜県笠松町）、名古屋、中京（中央競馬の中京競馬場で開催）、園田（尼崎市）、姫路、高知、佐賀の各競馬場で平地競走が開催され、帯広競馬場でのみ、ばんえい競馬が開催されています。かつては旭川、上山、足利、高崎、福山、益田、中津など、もっと多くの地方競馬が開催されていましたが、経営難などから多くが閉鎖され、厳しい状況が続いているようです。
嶋田は東京競馬場に歩いて行ける（普通の人は歩いて行こうとは思わない距離）所に住んでいますから、東京開催のない日でもほとんど東京競馬場で投票します。馬券には単勝式、複勝式、枠番連勝、馬番連勝、ワイド、３連複、３連単などの種類がありますが、どういう物かはＪＲＡなど、主催者のサイトをご覧下さい。
馬券購入で失敗しないこつは「穴馬券を買う」ことです。特に庶民は。単勝１．１倍の馬券に１０万円突っ込むのと、馬連100倍の馬券を100円買うのとでは、当たった時に儲かる金額は共に１万（後者は厳密には9900円）。前者は儲け１万に対し、掛け金は１０万で外れた時のリスクが大きい。後者は儲けが１万で、外れても「あ〜やっぱり負けたか」で済む話です。もちろん来る可能性が低いからこそ倍率が高くなるのですが、当たればでかい。大切なのはたとえ全部外れたとしても、生活に影響のない金額で賭けること。私の場合は現在、年間１２万円の負けを限度としています。金額は大きいようですが、一月あたりは１万円。小遣いの範囲です。また、そこまで負けることはほぼありません。2017年は絶不調ですが、平均すれば９０％以上は回収しています。黙っていても２５％程度持って行かれるシステムなので、まあまあ上手い方なのでしょう。もし限度額を超えたら、もうその年は馬券を買わないことにしています。
とにかく負けたら熱くなってさらに投資してしまう人には、競馬は向きません。手を出さないで下さい。負けても痛くも痒くもない・・いや、多少痒くはありますが、とにかくその程度にとどめ、生活資金まで突っ込むようなことは絶対にしないこと。それと、私の哲学として、ギャンブルは自分で稼いだ金ですることです。投票に行けない日に叔父や叔母に立て替え払いをしてもらったことはありますが、負けた分はいいよそれくらいと言われても必ず返しました。自分の自由になるお金の範囲で楽しむ。それができない方は競馬も含め、全てのギャンブルに手を出すべきではありません。借金してまでパチンコなんて、以ての外です。
本命党がまず破産する。これは競馬の格言です。常に本命が来るわけではありませんから、負けが込むこともありますよね。でも本命馬券は配当が低いですから、取り戻そうとすると投資額が嵩んでしまうのです。その点穴党は外れてもあ〜負けた負けたで済む金額で楽しむことができますし、負け続けていても１発当たれば結構回収できるのです。だからって無理筋を狙ってもいけません。あくまでもこの馬可能性はあるな・・って馬を買うべき。
それと、１日のレース全部に手を出すのもダメです。自分の得意な条件や、狙い目の馬が出走しているレースなどに限定し、あとは高みの見物としゃれ込む。まあ、とにかくたしなむ程度に楽しんで頂けたらと思います。ちなみに私は重賞を中心とし、それ以外では2200m以上のレースを中心に買いますが、本来は重賞だけっていうのはあまり良くない買い方です。重賞に出走するような馬は痩せても枯れてもオープンまで上がってきた馬です（ほとんどは）。だからどの馬が勝っても不思議ではない。それに対し1000万条件などは、ここで留まるような馬でない馬と、このクラスで頭打ちという馬が混ざって走りますから、割と狙いやすいと言われています。かつては条件戦を中心に吟味して買っていましたが、今は音楽製作など、別のことが主で、そこまで研究する暇もないため、重賞と得意の長距離戦を中心に買っているのです。障害も好きですが、基本的には見るだけ。障害は落馬が多いですし、落馬の影響で不利を受けることもあるので、買うとしても本当にお遊び程度です。